ある本を読んで、心から感動し尊敬の念を抱いたので

本ブログを書かせていただきます。

 

大学の大先輩で”世界の瀬古”こと、瀬古利彦さん。

先日お会いしてお話をさせていただく機会を頂戴しました。

 

箱根駅伝の解説でもお馴染みの瀬古さんですが

テレビの向こう側の世界の方という思いが強く

「何をお話すればよいだろう」と

お会いする前からとても緊張していました。

 

しかし、さすがは”世界の瀬古”さんです。

テレビで拝見するお姿とまったく同じで

とても明るく、またとても気さくな方でした！

「一流とはこんな方のことを言うのだろう」と

勉強させていただいたことを強く覚えています。

 

緊張もほぐれてきた矢先でした。

瀬古さんには難病である血液のがんを患っている

ご長男がいらっしゃると耳にしました。

 

「え？こんなに明るく振舞われている瀬古さんに？」

恥ずかしながらまったく知らなかった小生にとっては

その事実が衝撃的でした。

 

聞けば、そのご長男・昴さんが本を出版されるとのこと。

ご縁をいただいたことですし、ぜひとも読んでみようと思い

すぐさま購入させていただきました。

 

序章で書かれている難病との闘いの軌跡はまさに壮絶でした。

簡単に言葉にするのも憚られるのですが

想像を絶する痛み、苦しみだったことと推察します。

 

昴さんのすごいところは、その難病と真摯に向き合い

生きることの意味、すべきことを真剣に考えていらっしゃることです。

さらには、瀬古ファミリーのエピソードを”笑い”として

ご紹介されていることにも感銘を受けました。

（おもしろ過ぎて爆笑です。）

 

「自分に同じことができるだろうか？」と考えたとき

おそらく答えは’NO’です。

難病を抱えながらも、笑いをもって強く生き抜いていく

並の人間にできることではないと考えます。

 

普段何かに悩んでいる自分が小さく感じるとともに

強く生きる勇気を与えていただいたような気がします。

昴さん、瀬古ファミリーのみなさま、ありがとうございました！

心より御礼申し上げます。

 

一日でも早く病気を克服されることを

心よりお祈り申し上げます。